パパリストしん@小学校教諭のブログ

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子供との関係に悩む大人に勧める、明日から使える3つの考え

叱らずに学級を安定させた私の経験から

 

 

子どもとの関係って悩みますよね

なんで言うことを聞いてくれないの?

なんでクラスが荒れていくの?

なんであの子はあーなの!!?

 

 

そんな悩みを解決します!

明日から使える3つの考え方

さぁいってみよう!

 

 

目次

1.いつでも子どもは正しい

2.本当に対等に接してますか?

3.子どもは裏切る

 

 

 

1.いつでも子どもは正しい

 

私は、いつでも子どもの考えたことは正しいと思っています

 

 

なぜなら、子どもの考えはフィルターがかかっていないからです

大人の考えには多くのフィルターが通されてますよね?

安全、損得、他人に迷惑じゃないか。。。

子どもの考えは単純です

だからこそ、人が本来やりたいことをそのまま言ってきます

 

 

雨が降ってるのに「ドッジボールしたい!」

もう時間なのに「まだやりたい!」

早くやればいいのに「後でやる!」

 

 

これを全て許してあげるという訳ではありません。

それは放任ですもの

どうしても子供に言わなきゃいけないことはありますよね!

できればこっちだって言いたくないのに!

でも言わなきゃいけない

 

 

これを解決するアクションプランは1つ。
返答の始めを変えるだけです。

「そうだよね。まだやりたいよねえ〜。」

と1クッション入れます。

少しでも自分の考えを受容してくれたんだ!って思ってもらうことが大事かと!

返答の切り返しが「でも」「何言ってんの」

だとそれ以降の言葉はもう耳に入っていません!

 

子どもが自分のやりたいことを言えるってすばらしいですよね!

大人になると嫌でも他人の目を気にしちゃうのに。

その素直な考えを受け止めてあげましょう!

 

 

子どもの考えは正しい

そうだね。やりたいよねえ〜。わかるわかる。

明日から今からやってみましょう!!!

 

 

2.本当に対等に接してますか?

上から目線はよくない ってよく聞きますよね?

多くの方々も子供に対して偉そうにしてはいけないというのはわかっていることと思います。

でも、本当に対等に接してますか?

私は子どもも大人だと思って接してます

 

 

なぜなら子どもも1人の人間だからです。

一人の人間として対等に接する。

よく言われている されていやなことはしない です。

 

 

忘れ物をした子どもがいる。→貸す。助ける。指導する。

忘れ物をした同僚がいる。→貸す。助ける。

おかしいですよね。

や、指導するの内容が、忘れ物をしない工夫を教えてあげる だったらすばらしいですけど、だいたい、「次は忘れないようにね。」で済ませちゃいますよね

子どもだって忘れて「やべっ」くらいは思います

 

 

もちろん完全に対等ってわけにはいかないとは思っています。

ここで言っているのはあくまでポリシーです。

一人の人間として認めて、子供だからという理由を使わない。

人間だもんそういうときあるよね。というスタンスはあってもいいのではないでしょうか。

一番言いたいのは本当に叱るべきことなのかってことです。

 

 

 

子どもと対等に接するための具体的なアクションプランとしては、

○○さんと呼ぶこと です。

我々が小さい頃はまだ呼び捨てで呼ぶ先生が多くいましたが、流石に今は減っています。

それでも、呼び捨てを使う教員はいます。

子供との信頼関係が構築された上で使うのであれば場合によってはいいのかもしれません。

でも、「さん」で呼ぶことをおすすめします。

相手のことを大事に思っていることを伝えるためです。

傍から聞いていると、呼び捨てって結構きつく聞こえるんですよね。

そして指導する場合にも叱責しているように感じ取られてしまいます。

何より人様の家の子に対して失礼な気がします。

 

 

子どもを一人の人間として認め、対等に接する。

○○さん で呼ぶ

明日からやってみましょう!

 

 

 

3.子どもは裏切る

子どもはどれだけ期待をかけても、信じても、裏切ってくることがあります。

うそをつきます。

でも、それでも私は子どもを信じます。

 

 

なぜなら、子どもは裏切ってもなお、自分のことを信じてほしいと思っているからです。

 

 

子どもは感情で動きます。

大人は論理的に動きます。(意外と感情ですが。)

だから、子どもはそのときの気分で行動が変わりやすいです。

こちらがいくら手をかけても思い通りに動いてはくれません。

悪いことをしてもなかなか認められません。

 

 

わざとぶつかって相手を転ばせてしまった子どもがいます。

その現場を他の子も見ていて明らかです。

でもその子はわざとじゃないと言います。

私も「いやいやわざとでしょ。」と思うでしょう。

でもこのときの子の心境は。

「ちょっとぶつかってみよー。

 わ、転んだ。

 え、みんなが先生を呼びに行った。

 どうしよう。怒られるかな。

 ちょっと軽くぶつかってみようと思っただけなのに、すごいことになっちゃった。。。

 ぼ、ぼくはやってないです!」

自分の想定を超えた周りの反応を受け入れられてない状態です。

やった側なのに助けを求めてるんです。

 

 

もちろんしてしまった行動は消せません。

でも、その子も動揺しています。

大切なのは指導することではなく、その子が「うわー。ちょっとした出来心だったのにすごいことになっちゃった。もうやらないぞ。」と良い経験に置き換えられるかです。

 

 

ここでのアクションプランは

すぐに善悪で判断しない です。

自分がどう感じるかではなく、子供の考えをまずは信じて聞きます。

じゃないと子供は引くに引けなくなって否定を続けてしまいます。

 

 

子供を信じる

すぐに自分の善悪で判断しない

明日からやってみましょう!

 

 

 

 

子供と接するって大変ですよね。

でも子供ってかわいいですよね。

人間そんなに完璧じゃないって自分を許せると楽になるかもしれません。